そろそろ張り替え ガットの基本(テニス編)

更新 2017/05/17

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春先にラケットを買ったという方は、その時に張り上げてもらったガットがそろそろ替え時です。ガットの種類にもよりますが、一般的にガットはボールを全く打っていない状況でも、3か月程度でその性能は失われてしまいます。スクールの練習などでボールを打っていればもっと早まるのは言わずもがなです。ガットの反発性が失われてしまえば、しっかり飛ばすために力んだり、大振りになってフォームを崩してしまう要因にもなります。また、素材が劣化で硬化してしまい振動が増えたり当たりが硬くなると、手肘への負担も増えてきます。

また、初めてのラケット選びだとラケットばかりに気が行って、ガットはそこまで気にして選ばなかった方が多いのではないかと思います。「ラケット=フレーム+ガット」であり、その性能はフレーム:ガット=50:50とも言われています。ラケットをころころ変えるのは難しいですが、ガットを見直すことで全体の性能を調整することができるということです。

ガットのことも勉強して、自分のスタイルに合った「ラケット」を作り上げていきましょう!

 

ガットってどうなってるの?ガットの基本

みなさん自分のプレースタイルに合ったガットを使っていますか?実はガットはとても奥が深いんです。ガットによってプレーの良し悪しが決まると言っても過言ではありません。あまりガットにこだわっていなかったため、プレーに偏りが出てしまう、ということもあります。みなさんもこれを機会に、ガットを見直してみてください。

では、ガットについて基本をおさらいしていきましょう。ガットを選ぶ上でポイントは3つあります。それはゲージ、構造、素材でそれぞれ特徴があります。

ゲージは、繊維の太さのことで、太さによって打球が変わってきます。細いほど反発やスピンが増える代わりに耐久性が弱くなり、太いほど反発やスピンが減りますが耐久性が高いと言えます。

構造は、繊維の組み合わせのことです。

単一の構造から1000本以上を組み合わせるものまであり、モノ・モノフィラメント(モノ&マルチ)・マルチフィラメントの3つで分かれます。単一であるモノは耐久があり、複数のマルチは衝撃吸収が高いです。

繊維は、ナチュラル・ナイロン・ポリの3つ素材に分かれます。

ナチュラルは、天然素材で牛の腸の繊維を使用しています。パフォーマンスは高いですが、切れやすいのが特徴です。

ナイロンは、合成繊維で多種多様な性能があり、最も一般的です。

ポリは、ポリエステルで耐久性が高いという特徴を持っています。

 

 

オススメガット<ナチュラルガット&ナチュラル系シンセティック>

耐久性はそこまでないけど、性能が高く打ちやすいガットにしたい!という方にはナチュラルガットか化学繊維ですがナチュラルに似せて作られたマルチフィラメント構造のガットがオススメです。

ナチュラルガットだとBabolaT/VS TOUCHがおすすめです。ナチュラルガットは切れやすいことがありますが性能が総合的に優れています。弾力性があるため球が飛ばしやすく、ガットが緩みにくいため同じパフォーマンスを出しやすいです。BabolaT/VS TOUCHは、特に反発性を重視していて、世界的にも打ちやすいガットと言われています。

世界的にも有名なBabolaTブランドは日本でもよく使われています。価格帯は3000円から8000円で高めではあります。

安価でナチュラルに近いガットにしたい方にオススメなのが、Wilson/NXT16。NXTはWilsonブランドでもロングセラー商品です。ナチュラルではなく化学繊維ですが、マルチフィラメント構造を持っていて、ナチュラルに近い打球感や反発力を持っています。楽に飛ばせるため、ドロップショットなど様々な球種を打ちたいオールラウンダー向けのガットです。価格も2000円〜3000円のため買いやすい商品です。

 

オススメガット<反発系シンセティック&ポリエステル>

耐久性がありトータルバランスに優れ、パワーストロークを打ちたい方におすすめなのがポリエステル繊維などの化学繊維のガット。コストもそこまでかからずに使用し続けることができます。

耐久性も必要だけど、反発力もあるガットがいいという方には、GOSEN/AK PRO 16 がオススメ。ナイロン繊維ですが、GOSEN独自の特許技術である特殊海島型複合糸を使用することで反発力を高めています。テンションの維持力が非常に高いため、試合回数が多くても緩まずに同じパフォーマンスを出し続けることができます。打球感もとてもシャープなためコントロールをつけやすいので、試合中の凡ミスを減らすことにもつながります。価格帯は2000円〜3000円。

反発力もあるけどスピン性能が高いガットがいいという方には、LUXILON/4Gがオススメです。これは錦織圭選手も使っていたと話題になったガットです。衝撃吸収率、反発力、スピンの性能に優れていてパワーヒッター向け。ネットプレーでもコントロールしやすいのが特徴です。さらに、4Gはポリエステル素材の第4世代と言われていて、ポリの欠点だった緩みやすいテンションの維持性能を改善しています。プロからアマチュアまで使いやすいガットと言えます。価格も2000円〜3000円ほどです。

 

今回ご紹介したのは、ほんのほんの一部のガットです。ラケットを買いに行ったときにラケットの種類の多さにびっくりしたと思いますが、ガットの種類はラケットよりもさらに多いんです。それを組み合わせるとなると、出来上がるラケットのパターンは膨大です。その中から自分に合ったパターンを探すには販売員のアドバイスだけではなく、自分でも勉強していろいろ試してみる必要もあります。テニスではアイテム選びが上手くなることも「上達」の一部です。我々もそのお手伝いをさせて頂きますので、一緒にがんばりましょう!

 

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