奥が深~い…木製バット、どう選ぶ?

更新 2017/04/24

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高校野球までは金属バットを使い、大学より上は木製バットを使うことになります。それまで金属バットで慣れていた人が木製バットになった瞬間、打てなくなってしまうことがよくあります。そのため、木製バットの中でもかなり堅い部類のものを使用するという人も少なくありません。なるべく金属バットに性質が似たものを使いたい心理はわかりますが、それが本当にいいのかどうか、選び方としてどういうやり方があるのかをまずは知っておきたいところです。

 

木の特徴を知る

まず木製バットの素材ですが、アオダモ、ホワイトアッシュ、メイプルの3つが主流となっており、アオダモは日本が誇る木製バットの材料と言われています。アオダモの特徴は、柔らかい、粘りがある、加工がしやすいというものです。そのため、しなりがあり、それが反発力につながります。また、耐久力があって軽いのも特徴であるため、日本人の選手がこぞってアオダモのバットを使います。ただ、希少価値があり、値段も高いため、例えば大学野球などで用いる場合には扱いに注意が必要となります。

ホワイトアッシュはしなりに乏しく、耐久性に欠ける面がありますが、アオダモのように希少価値が生まれるほど制限があるのとは対照的に、どこにでも生息しているのが特徴です。乾燥していることから、堅さがあり、ボールをぶつけに行くような感覚になるとも言われています。メジャーリーガーの多くはホワイトアッシュを使い、日本人選手もこれに切り替えたという人も少なくありません。これはアオダモよりも優れているというわけではなく、気候的にアオダモよりもホワイトアッシュの方が適しているというのが実情です。

メイプルは近年注目度が高いバットの材料ですが、アオダモとホワイトアッシュの中間の性質を持っています。耐久性もあり、軽くて折れにくいことからホワイトアッシュではなく、メイプルに切り替えたという人も少なくありません。これら3つが素材の代表的なものとなっています。

 

 

形状の特徴を知る

選び方のポイントですが、グリップエンドの厚みがまずはあります。グリップが厚いとバットを短めに持つ傾向になり、振りぬきやすくなります。一方、薄いとそれだけ長く持つため、ヘッドが重いバットと組み合わせれば長距離まで飛ばすこともできます。グリップが厚いか、薄いかの違いは自分がどのようなバッターを目指すのかを決めるのと同じことであるため、脚力を活かすならグリップを厚めに、ホームランバッターを目指すなら薄いバットがおすすめです。

グリップの太さも選び方の1つとしてあります。細いとそれだけ先端が重くなり、ヘッドの重いものということになり、ホームランバッターを目指す場合にはそうしたものがおすすめです。これに、バットの先端がくり抜かれているかどうかもバランスを考える点では大事です。バットの形状がバランスを変え、選手にフィットしたものを見つけることが可能です。バランスがどうなっているか、バットに表記されているわけではないため、これらのチェックポイントで判断をしていくことになります。

 

 

自分に合わせる、自分を合わせる

重要なのは、金属バット時代の成績をよく見たうえで決めるということです。金属バットの時は基本的に強い当たり、飛距離というものがあるため、通常よりも力があるような印象を与えますが、木製にした途端、今までスタンドに入っていた打球が入らず、飛距離が落ちることを実感することになります。力任せでは通用せず、正しいフォームによるスイングが求められます。

ホームランバッターとしての限界を感じる場合には、バットの切り替えのタイミングでスタイルを変えるのも大事です。野球選手の中には高校時代にたくさんホームランを打っているのに、プロになってから全く打たないという人もいます。これはその分野では歯が立たないということを知り、バットを短く持ち、とにかく出塁して足でかき回すなど、スタイルを変えることにしたためです。大学の野球部だと全国の高校から優秀な人が集まり、同じような力自慢ばかりとなります。スカウトに見つかるようにするには、特色を出さねばならず、バッティングスタイルを変えるに至るということになります。そこまで考えて選ぶというのが本来は求められます。

 

 

バットの素材、バランス、形状、様々な要素で選ぶこと、そして、どのようなバッティングを目指すのかということを考えて選ぶのが大事です。お金に余裕があれば複数のバットを購入しておくということも大事です。いかんせん、木製バットは折れてしまうため、予備として用意しておくことが必要になります。また、練習用としてどのようなものを購入するのかということも大事です。バットの色を黒くして欠けた部分がわかるようにするという日本人メジャーリーガーがいるなど、バットへのこだわりは人それぞれです。一番は実際に振ってみて、しっくりきたものを購入することにし、その際にサイズを計測することをおすすめします。”

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